サンジくんの無意識というか本人としては(そんなことを望める立場じゃないという意味で)絶対認めたくない内心で自分がジジイのこと一番わかってるお嫁さんで一番かわいい猫ちゃんなんだと確信を持っててほしい
出ていけという相手に大きい地位は与えんだろうとは思うし態度を変える契機があったのはまあそこそこ後年なんじゃないだろうか… とはいえサンジくんからはなんで俺を認めねえんだというささくれもあっただろうし、副料理長という肩書きを得ることによってある程度認められたという安心からのしばらくべっちょり期間があったに違いない っていう 考察
ジジイ側がああこいつ放っといたら死ぬまで出ていかねえなと明確に勘づく瞬間はあったんだと思うけどそれまではわりとべっとりしてたんだろうか していたという前提でここは動いています
凄い出会いだったとはいえ最初から人としての好感度マックスではない中でジジイが好きになればなるほどもうない脚を気にせずにはいられなくなっていくんだろうなあという想像だけでメシを食っている
サンジくんの人生の中で大事な成長期の多感な10代の脳が文字通り9割の期間ジジイへの親愛と罪悪感と贖罪意識と対抗心と認められたさと安心感と保護欲と尊敬と信頼と不信と不安と…でフル回転してたであろうことを考えると今多少気が触れてても仕方ないな…で全て許してしまうな…
サンジくんは男らしさを標榜に育てられてるのにこんなメス顔晒していいのかドキドキしながら抱かれてるというのに…(やめる理由にはならない)
ジジイがサンジくんを抱けるの 抱こうという確固たる意思を持ったというよりやらない理由が特に思いつかなかったみたいなイメージをしている
昼はお孫さんですかって聞かれて夜は兄ちゃんいくらだいって聞かれる
普通に仲良くしてる時のゼフサン初見の客にはああお稚児さんねで済まされてて欲しいし二人で泊る時の男娼とその客なんだろうなって思われててほしいな
サンジくんの生育環境的な違いでおそらく一般的な人々よりアップダウンが激しかろう10代の情動のほぼ全てがジジイ一人に向けられていたのだと思うと恐ろしいことやこれは
基本的にジジイに対してあんな長年楽しげに民間からの略奪で生活した上で女性への手出し厳禁と騎士道精神を謳える支離滅裂な思考をなんの後ろめたさもなさげに出来る男にガキを抱く抱かないを気に掛けるような神経の持ち合わせがあるかよ!の気持ちでいるけど、だいたいのことに対して雑そうな反面料理以外でも細かい所に異常にこだわってそうな印象もある…船首の角度とか数ヶ月単位で気にしてそうな感じの…
二人にしか共有できないしわからない感覚も大量にあってその究極が二人で餓死しかけたあの時間なんだろうな
抜けたり入ったりはあるだろうけどあの歳まで連れ添っていたであろう船と仲間達の分までのジジイなりの寂しさ人恋しさ面倒見がサンジくん一人に一気に注がれるようになるわけだからね ね
お互い意識して心理的に距離を取ってる所は残している つもりではあるんだけど、二人の間での基準が狂いすぎてて客観的に見る分には接着してるようにしか見えない ことはある
ジジイはジジイでサンジくんが異常な成長スピードを見せたのと諸事情で丈夫すぎる体に慣れたせいで一般的な子供及び青年の身体能力及び技量の基準が破壊されてしまって、後から入ってくる新人相手にこんなもんか…?って疑問に思ったりがあったり…するんでしょうね…